私がコーチングをはじめたわけ
なかなか書けなかった話を書こうと思う。
私の娘は、妹(娘からすると叔母さん)のことをまだ許せないと言う。
「急に死んじゃって、その後、残されたママがどんなに大変だったか。なっちゃん(私の妹)のことはもちろん、大好きだけど、ママの方が好きだから、なっちゃんが亡くなった後のじいちゃんやばあちゃん、叔父さんもママも見てられなかった。
ずっと廃人のようだった。いつもママは泣いていたよね。
でも、その辛いことがあったからなのか、ママとたくさん話したと思う。いろんな話をした。二人で泣きながら、なっちゃんの話をした。泣いているママから、なっちゃんのいろんな話を聞いた。」
もっとたくさん、妹と話せばよかったと思う。
もっとたくさん、妹の話を聴けばよかったと思う。
なんで、電話して話さなかったんだろう?
なんで、もっと大切な存在だと伝えなかったんだろう。
なんで、もっと一緒に出かけなかったんだろう。
7年目の夏を迎える頃、なぜ自分が人の話をこんなに聴きたくなるのか、ようやく理由がわかったような気がした。
私がたくさん話を聴いたり、私とたくさん話すことによって、少しだけ勇気を出して、一歩を踏み出せる人がたくさんできたらいいな。
だから、たくさん話を聴きたいし、たくさん話をしたいし、たくさん「大丈夫だよ」って言葉を贈りたい(私の希望)